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業務委託でWeb制作の仕事を受けていきたいと思い、準備を進めるようになってから、ずっと心の片隅で引っかかっていることがありました。それは、「自分は息子のようにはコードを打てない」ということです。
何につまずいたか
うちの息子は高専生です。画面を見ながら何も参照せずにコードをすらすらと打っていきます。私もHTMLやCSS、JavaScriptの基礎は一通り勉強しましたが、覚えたことがすぐに記憶から抜けていってしまいますし、タイピングのスピードも息子とは比べものになりません。同じ「AIを使ってものを作る」という土俵に立っていても、スタートラインからして違うと感じることがよくありました。
若い頃からパソコンに親しんできたわけではない私にとって、コードを覚えるという作業自体が、まず大きなハードルでした。本を読んだり、講座を受けたりして少しずつ基礎を身につけても、しばらく使わないでいるとあっという間に忘れてしまいます。息子の手元を見ていると、迷いなくキーボードを叩いている姿がまぶしく感じられ、「自分にはあの速さも正確さも一生手に入らないのかもしれない」と思うこともありました。
一番の不安は、「案件を受けて、それを最後まで責任を持って続けていく自信がなかった」ことです。もし作業の途中で自分のミスに気づかないまま進めてしまい、お客さんに迷惑をかけてしまったらどうしよう。そんな心配がいつも頭のどこかにありました。せっかく基礎を学んでも、それを実際の仕事として引き受け、続けていく勇気がなかなか持てずにいたのです。知識はゼロではないのに、それを「仕事にできる自信」にまで育てられない。そのギャップが、私にとって一番のつまずきでした。
どう解決したか
その状況を大きく変えてくれたのが、AIの存在でした。
AIを使い始めて一番良かったと感じているのは、「作業スピードがすごく速くなったこと」です。もちろん、AIが私の記憶力やタイピングの遅さをそのまま底上げしてくれるわけではありません。けれど、AIが「人間がミスを見落としやすい箇所」をきちんとチェックしてくれることで、スピードと安心感の両方を同時に手に入れることができるようになりました。
息子のように何も見ずにコードを書ける『本物の書き手』ではない私でも、AIという後押しがあれば、案件と正面から向き合っていけると感じられるようになったのです。作業をしながら「ここ、大丈夫かな」と不安になる場面で、AIがもう一度目を通してくれる。その安心感があるからこそ、以前なら尻込みしていたような案件にも、少しずつ「挑戦してみよう」と思えるようになりました。これは私にとって、想像していた以上に大きな変化でした。
以前の自分だったら、少しでも自信がない部分があると、それだけで「やっぱり無理かもしれない」とブレーキをかけてしまっていたと思います。ですが今は、自分の記憶やタイピングの速さに頼りきらなくても、AIが横についていてくれるという感覚があります。息子と同じスピードで打てるようにはなりませんが、「打ち終わったあとにもう一段階、確認の目が入る」という安心材料があることで、以前より一歩踏み出しやすくなりました。
そこから学んだこと
この経験を通じて実感しているのは、「知識がまったくない状態でAIに丸投げする」のと、「多少なりとも自分の中に知識がある状態でAIを使う」のとでは、安心感がまったく違うということです。
知識ゼロのままAIに丸投げしてしまうと、AIが出してきた答えが本当に合っているのかどうか自分では判断できず、かえって不安になってしまいます。何を確認すればいいのかも分からないまま、ただ結果を信じるしかない状態になるからです。逆に、少しでも基礎知識があれば、AIのチェックを信頼しながらも、自分の目で「ここは大丈夫そうだ」「ここはもう一度確認しよう」と判断できます。この「少しの知識」があるかないかが、AIを安心して活用できるかどうかの分かれ目なのだと実感しました。
以前の記事「AI時代、『分かったつもり』の危うさ〜自分の理解の境界を知ることの大切さ」でも触れましたが、AIとうまく付き合っていくためには、自分がどこまで理解していて、どこから先はAIに頼っているのかを意識することが欠かせません。今回の息子との対比の話は、まさにその土台になった経験です。
50歳から新しいことを学び直すのは、決して簡単なことではありません。息子のようにスラスラとコードを打てるようにはならないかもしれません。それでも、少しずつ積み重ねてきた知識があるからこそ、AIという心強い相棒と手を組んで、一歩ずつ前に進んでいけるのだと感じています。知識はゼロか百かではなく、「少しあること」自体に大きな価値がある。それが今回、身をもって学んだことです。
これから同じように「若い世代のようにはできない」と感じながらAIを使い始める方がいたら、まず伝えたいのはこのことです。完璧なスキルがなくても、AIはちゃんと隣で支えてくれます。ただし、その支えを安心して受け取るためには、自分の中に少しでも「土台となる知識」を持っておくことが欠かせません。
息子のようにコードをすらすら打てるようにはならなくても、基礎の型を体系的に学んでおくと、AIへの指示出しや確認のポイントがぐっとつかみやすくなります。断片的な独学で足踏みしているなら、Web制作の基礎が学べる講座で土台を作ってから、AIと一緒に一歩を踏み出してみるのもひとつの方法です。
※本記事はUdemyのプロモーションを含みます。
私自身、これからも少しずつ知識を積み重ねながら、AIと一緒に、この仕事を始めていきたいと思っています。
👉 AIとの付き合い方をもっと知りたい方は、くりまろ案内ボックス(ツール・環境カテゴリーのハブ記事)もあわせてご覧ください。


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