※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます。
「わかったつもり」って、実は一番こわい状態かもしれません
AIに聞けば、調べ物も下書きも、あっという間に「完成形」が出てきます。とても便利です。でも最近、ふと思うことがあります。「私、今これ、本当に理解して使っているのかな?」と。
結論の見た目が整っているぶん、実は自分がどこまで分かっていて、どこから分かっていないのか、その境界線が見えにくくなっている気がするのです。
中学生を教えていて、いつも感じること
私の塾で生徒を見ていると、よくあるパターンがあります。授業を聞いているときは「うんうん、わかった」という顔をしているのに、いざ模擬テストや演習問題を解かせると、手が止まってしまう。用語を自分の言葉で説明できない。
これは怠けているわけではなく、「わかったつもり」だっただけなんですよね。実際にアウトプットしてみて初めて、「あ、ここが抜けていた」と理解の境界が見えてくる。むしろその境界が見えるからこそ、「じゃあここを勉強しよう」と次の一歩につながります。
AIを使うときも、同じことが起きている気がします
何でもAIに聞いて、答えをそのままもらう使い方をしていると、この「アウトプットして境界を確認する」というプロセスがまるごと飛んでしまいます。答えは手に入ったのに、自分がどこまで理解しているかは、実はよくわからないまま——そんな状態です。
WordPress移行で感じた「あれ、大丈夫かな」
先日、バージョンの違うWordPressサイトを移行する作業をAIに相談したときのことです。AIは「いけます」と自信満々に答えてくれました。でも実際にやってみると、うまくいきませんでした。
このとき私が「あれ、これ本当に大丈夫かな」と立ち止まれたのは、以前から自分でWordPressを触ってきた経験があったからです。もし予備知識がまったくなかったら、「AIが大丈夫と言うなら大丈夫なんだろう」と、そのまま信じてしまっていたと思います。
知識や経験があるからこそ、AIを検証できる
AIの提案を鵜呑みにせず、「本当かな?」と立ち止まって検証できるのは、自分の中にある程度の知識や経験の蓄積があるからです。逆に言えば、知識ゼロの状態で「AIが全部やってくれる」を前提にしてしまうのは、実はけっこう危ない使い方なんですよね。
だからこそ、以前Udemy・デイトラ・プロゲートで学んだ基礎が、AI時代に効いた話でも書いたように、自分でも軽く触れておく、仕組みを知っておくということが効いてきます。実際、私自身も基礎固めのためにUdemyの講座を使いました。知らない分野に触れるときほど、AIに「これはどういうことか」を説明してもらいながら、自分でも学びに行く姿勢を持っておきたいところです。
「わかったつもり」を防ぐ、2つの具体的な習慣
とはいえ、すべての分野に詳しくなるのは現実的ではありません。そこで私が実践している、もう少し手軽にできる方法を2つ紹介します。
①複数のAIに同じことを確認する
サイト作成のように、間違えたときのダメージが大きそうな判断のときは、1つのAIだけでなく、別のAIにも「反対意見・違う視点」で見てもらうようにしています。1つのAIだけだと「正しいです」と言い切ってしまうことがありますが、別のAIに聞くと「実はそうとも限らない」という視点が出てくることがあります。実は、この記事自体の内容確認もそうやっています。
②引用元・出典を聞いて、大事なところは自分の目でも確かめる
仕事で提案書や書類を作るときにAIを使う場合は、「その情報の引用元(出典)はどこ?」と聞くようにしています。特に重要なデータについては、AIが示した引用元を自分でも実際に見に行って確認する。このひと手間だけで、大きな判断ミスはかなり防げると感じています。
AIに任せていいのは「作業」まで。「判断」は自分で
AIを使ってわかったのは、本当に大事なのは「使いこなすスキル」以上に「学び続ける姿勢」なのかもしれない、ということです。調べる・下書きする・たたき台を作る、というところまではAIに任せていい。でも「これで本当に大丈夫か」を最終的に判断するところまで、まるごと預けてしまうのはちょっと危ういな、と思います。
AIがなぜこんなにも自信満々に、優しく答えてくれるのか——その理由はAIは「優しすぎる」から怖い ― 鵜呑みにしないための問い返し習慣にも書いたので、あわせて読んでみてください。
※本記事はUdemyのプロモーションを含みます。


コメント