Claude Designはチラシ作成に向いてる?実際に作ってわかった得意・不得意

くりまろがチラシを手に持ち、困った顔で首をかしげているイラスト 実証実験ログ

こんな経験、ありませんか?

みか
みか

くりまろ〜、今日はちょっと正直に白状したいことがあるの。実は先日、塾のチラシをClaude Designで作ってみようとしたんだけど…結局、いつものやり方に戻っちゃったんだよね。

くりまろ
くりまろ

あれ、意外だね。Claude Designって、LPとかスライドはサクサク作れるイメージがあるんだけど…チラシは違ったの?

みか
みか

そうなの。「AIでチラシ作れたら時短になるかも」って軽い気持ちで試したんだけど、思った以上に時間がかかっちゃって。「これ、AIに向いてない作業だったのかも」って気づいたの。同じように「うちの販促物もAIで作れないかな」って考えている個人事業主の方、結構いるんじゃないかと思って、今日はその実体験を包み隠さず書いてみようと思う。

Claude Designでチラシ作りに挑戦してみた

みか
みか

私が一緒に運営している塾では、新学期前にチラシを配布するんだけど、今回はいつも塾長(夫)が作っているInDesignじゃなくて、私がClaude Designで作ってみることにしたの。ゼロから作るんじゃなくて、Canvaの素材をベースに組み込んで、レイアウトの調整をClaude Designにお願いする、っていうやり方でやってみたよ。

Claude Designで作成した塾のチラシ。青い背景に「さいとう塾」のロゴと女の子の写真、無料授業体験の案内が配置されている
くりまろ
くりまろ

見た目はちゃんとチラシっぽく仕上がってるね!ここまではスムーズだったの?

みか
みか

形になるまではね。でも、ここから細かい調整をお願いするたびに、想像していなかったことが次々起こったの。

「1箇所直すと、他が崩れる」を繰り返した話

みか
みか

一番大変だったのは、上の方のエリア。塾のロゴと女の子の写真、キャッチコピーの文字が集まっているところなんだけど、「このエリアの色を調整して」ってお願いしたら、ちゃんと直ってくるの。でも次に「ここの文字を大きくして」って頼むと、今度は電話番号の表記が消えちゃったり、レイアウトの余白がガタッと変わっちゃったり。

Claude Designとの修正のやり取り画面。文字サイズの変更指示に対し、他のレイアウトが崩れないよう都度条件を伝えている様子
くりまろ
くりまろ

なるほど…それで「ここは崩さないで」「はみ出さないように」って、都度条件を付け加えないといけなかったんだね。

みか
みか

そうなの。写真・ロゴ・文字が同じエリアにひしめき合っているところほど、直すたびに他の要素との位置関係がズレちゃう感じ。結局、完成までにかなりの回数やり取りを重ねることになって、「これ、思ったより時間かかってるな…」って途中で気づいたんだよね。

塾長からの一言「レイアウトが左右に分かれてて、見にくい」

みか
みか

そうやって時間をかけて仕上げたものを塾長に見せたら、開口一番「レイアウトが左右に分かれてて、見にくい」って言われちゃって。

くりまろ
くりまろ

左右に分かれすぎ、というのは…?

みか
みか

チラシって、パッと見た時の視線の流れとか、情報の優先順位を意識してレイアウトするものらしいんだけど、私が作ったものは要素ごとにきっちり左右で区切られていて、実際の現場感覚だと「見づらい」印象になっていたみたい。長年チラシを作ってきた塾長ならではの指摘だなって思った。

なぜこうなったのか?Claude Designの得意・不得意

くりまろ
くりまろ

ここまでの話を整理すると、Claude Designっていうツールの性格がだいぶ見えてきた気がする。もともとClaude Designは、LP(ランディングページ)や提案書、パワポ資料みたいな、対話だけでサクッと「たたき台」を作るのが得意なツールなんだ。

みか
みか

「たたき台」かぁ…。私は「これで完成させよう」って気持ちで臨んじゃってたかも。

くりまろ
くりまろ

ちなみに補足すると、Claude Design自体は、作ったデザインをPDFやPowerPoint形式で書き出せるので、「印刷できない」わけではないんだよ。ただ、チラシのような紙の印刷物は、ミリ単位の余白調整や、写真・文字が重なるエリアの精密なバランスが命だよね。これは、InDesignみたいな、印刷物のプロ向け精密調整ツールが得意とする領域なんだよ。Claude Designは会話で構造ごと組み直す仕組みだから、1箇所を直すと他の部分に影響が出やすい。今回みかさんが経験した「直すと崩れる」現象は、実はこの仕組みからくる、ある意味当然の結果だったんだよ。

みか
みか

なるほどね…。「なんでうまくいかないんだろう」ってモヤモヤしてたけど、ツールの得意・不得意の話だったんだ、って分かってちょっとスッキリした。

そもそも、使い方自体が間違っていたのかもしれない

みか
みか

今振り返ると、私は「Claude Design1つでチラシを完成させよう」としてたんだよね。でも本当は、「Claude Designでたたき台を作って、そこからInDesignで仕上げる」っていう二段構えが、最初から正解だったのかもしれない。

くりまろ
くりまろ

実はClaude Designも、PDFやPowerPointへの書き出し機能があって、「AIでたたき台を作って、別のツールで仕上げる」っていう流れを最初から想定しているんだ。だから、Claude Design単体で完成品まで作ろうとしたこと自体が、ちょっと目標設定が違ってたのかもしれないね。

みか
みか

今回のことで一番反省したのは、実は「Claude Designが使いにくかった」んじゃなくて、「私がClaude Designの得意なことをちゃんと把握しないまま使い始めちゃった」ってことなの。ベストな使い方を知らずに、いきなり本番のチラシを完成させようとしたのが、そもそもの間違いだったんだと思う。

くりまろ
くりまろ

AIツールって、「何でもできそう」に見えちゃうもんね。でも実際は、それぞれ得意な仕事、想定されている使い方があって。使う前に「このツールは何が得意なのか」を知っておくだけで、今回みたいな遠回りは防げるかもしれないね。

結局、いつも通りInDesign→ラクスルに

みか
みか

結局今回のチラシは、塾長がいつも通りAdobeのInDesignで作り直してくれて、それを印刷会社のラクスルで注文する、といういつもの流れに落ち着いたよ。私が試したClaude Design版は、方向性を考えるたたき台としては悪くなかったんじゃないかな、って前向きに捉えてる。

くりまろ
くりまろ

「AIで全部やろう」じゃなくて、「AIで方向性を試して、レイアウトの仕上げは専門的な調整ができる人の手に」っていう役割分担、すごく現実的でいいと思うよ!

そこから見えてきたこと

くりまろ
くりまろ

今回の実体験からすると、Claude Designは「Web上で完結する資料」や「アイデア出し・方向性の検討」には向いていて、逆に「印刷物」や「ミリ単位の最終調整」は苦手という印象を持ったよ。こういった領域は、専門ツールやプロの手に任せた方が結果的に早い、ってことだね。

みか
みか

「AIに何でも任せればいい」わけじゃなくて、そのツールが何を得意としているのかを、使う前にちゃんと把握しておくのも、個人事業主として大事な感覚なんだなって、今回よく分かった。次は逆に「Claude Designが得意な場面」も試して、記事にしてみようと思う。


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