
くりまろ、最近「MCP」って言葉、よく聞くんだけど、あれって結局何なの?
MCPってそもそも何?USB-Cに例えると分かりやすい

いい質問だね!MCPは「Model Context Protocol」の略で、簡単に言うと、AIが色んなアプリやサービスとつながるための「共通の差し込み口」みたいなものなんだよ。

差し込み口?

たとえばUSB-Cケーブルってあるでしょ。昔ってスマホとかパソコンとか、機器ごとに接続端子がバラバラだったじゃない。でもUSB-Cっていう共通規格ができたおかげで、メーカーが違っても同じケーブル・同じ差し込み口でつながるようになったよね。

あー、たしかに!充電器がごちゃごちゃしなくなったやつだ!

MCPはそれのAI版なんだ。今までは、AIごとにNotion専用のつなぎ方、Slack専用のつなぎ方って、バラバラに作らなきゃいけなかった。でもMCPっていう共通の差し込み口があれば、Claudeでも他のAIでも、同じようにアプリとつなげられるようになったんだよ。

▲昔はバラバラだった接続端子(左)と、USB-Cという共通規格でスッキリつながるようになった今(右)。MCPはこれのAI版
MCPの誕生から業界標準になるまで

へえ〜、それっていつからあるの?

MCP自体は2024年11月にAnthropicが発表したんだ。そこから2025年にはOpenAIやGoogle DeepMindも採用するようになって、2025年12月にはLinux Foundation傘下のAgentic AI Foundationに寄贈されて、業界共通の中立な標準になったんだよ。今では企業のAIチームの多くが導入してるみたい。

一つの会社が作った仕組みだったのに、業界みんなで使う標準になったんだね。

そうそう。だからこそ意味があるんだ。もしMCPがAnthropicだけの仕組みのままだったら、Claudeを使わなくなった瞬間に全部作り直しになっちゃうでしょ。でも共通規格になったから、AIを乗り換えるときでも、MCP対応のNotionやSlackならまたつなぎ直せる。乗り換えのハードルがぐっと下がるってことなんだよ。
私たちの生活にどう関係あるの?

それって、私みたいに小さくお仕事してる人にも関係あるの?

すごく関係あるよ。たとえば会社員の人だったら、メールやカレンダー(Gmail、Googleカレンダー)、社内ドキュメント検索(Notion、Google Drive)、Slackでのやり取り検索、タスク管理(Asana、Jiraとか)、資料作成(Canva、Figmaとか)……普段、色んなアプリを行ったり来たりしてるでしょ?

うんうん、切り替えるだけでも地味に手間だよね。

それが、AIとのチャット一つで解消されるんだよ。みかさんも実際、ClaudeのCoworkを使ってNotionと連携してるでしょ?毎週金曜17時になると、Coworkが自動でNotionの「記事化候補」をチェックして、条件に合うものを下書きにしてくれる。終わったらSlackに通知が来る仕組みだよね。
(ちなみにClaudeの接続設定についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています)

そうそう、私はNotionを開いて記事のネタを書いておくだけで、あとは勝手に動いてくれるんだよね。改めて言われると便利だな〜。

▲実際に設定しているCoworkの週次自動化タスク。毎週金曜17時に自動実行される

それって、わざわざ「Notion開いて、コピーして、Slack開いて」ってやらなくていいってことだもんね。

そうなの。これも全部、MCPという共通の仕組みがあるからできること。

▲実際に届くSlack通知。下書きが完成すると、記事タイトルとNotionのリンクがDMで届く
MCPがあるから、安心して使える

もしMCPがなかったら、Claude用にNotion連携、Claude用にSlack連携って、それぞれ個別に作らなきゃいけなかったはずだからね。MCPのおかげで、AIとアプリの世界がスッキリつながったってわけ。

うん、そう考えるとありがたい仕組みだね。

これからも対応するアプリはどんどん増えていくはずだから、今のうちに「MCPって何なのか」をふんわりとでも知っておくと、AI活用の選択肢がぐっと広がると思うよ。

たしかに。私も最初は「MCPって難しそう」って思ってたけど、仕組みが分かったら、なんだか安心して使えるようになった気がする。


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