AIは「優しすぎる」から怖い ― 鵜呑みにしないための問い返し習慣

AIとの付き合い方

「AIって優しすぎる」と思ったことはありませんか

先日、AIの「寄り添い力」について考えさせられる話を耳にしました。誰かが家族との関係の悩みをAI(いわゆるチャッピー)に相談したところ、話せば話すほど相手の肩を持つ方向に引っ張られていった、というんです。まるでひいきのチームの試合を見ている解説者みたいに、AIも相談相手に同情的になりすぎて、もう一方をつい「悪者」にしてしまう。そんな傾向があるみたいなんですよね。

考えてみれば当然で、AIは基本的に「共感すること」が得意なんです。話せば話すほど、こちらの味方になってくれる。でもそれって裏を返せば、AIは私たちの意見に対してイエスマン化しやすい、ということでもあるんですよね。

私自身も「鵜呑み」で痛い目にあった

他人事のように書きましたが、実は私も似たような失敗をしています。塾のサイトをWordPressで低いバージョンの環境から新しく作り直して、それを元のサイトに反映させる作業をしていたときのこと。AIに「このまま移行して大丈夫ですか?」と聞いたら、「そのまま移行して問題ないですよ」とあっさり言われたんです。

それを信じてそのまま進めたら……案の定、あとで大変なことになりました。今思えば、AIは「大丈夫」と言うことで安心させようとしてくれただけで、本当にリスクがないかまで踏み込んで検証してくれたわけではなかったんですよね。

「本当に大丈夫?」と問い返す習慣を持つ

この経験から学んだのは、AIが出してきた答えを全部そのまま信じすぎないこと。特に「そのままで大丈夫」「問題ないですよ」と言われたときほど要注意だな、と思うようになりました。

今は必ず、「リスクはないか」「逆の意見や悪い可能性はないか」を自分からもう一度問い返すようにしています。ひと手間かかりますが、この習慣があるとないとでは、後々のダメージが全然違う気がしています。

優秀な新人だからこそ、こちらのチェックも必要

AIは本当に優秀で、頼りになる存在です。でも、いくら優秀でも「言われたことに忠実に応えようとする」性質がある以上、こちらが「本当にそれでいいの?」と踏み込んで聞かないと、都合のいい返事だけをもらって満足してしまいがちなんですよね。

50歳のおばさんとしては、若い頃に散々「鵜呑みにするな、自分の頭で考えろ」と言われてきた経験が、こういうところで地味に活きている気がしています。AIとの付き合い方も、結局は人との付き合い方と同じなのかもしれないな、と思う今日この頃です。

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