Proのまま上限で止まりにくくする使い方が、「同時に動かさない」「判断だけ上位モデル、作業はSonnet」の2つでわかります。Maxに上げる以外に、ChatGPTと役割を分ける選択肢も持ち帰れます。
Proで自動化を試したら、上限にぶつかった

Proで自動化を試したら、上限にぶつかって手が止まった…そんな経験、ありませんか?私は上位のモデルを使った時、数時間でそうなりました。Maxまで払うべきか、迷う人もいると思います。

前の記事では、塾長(夫)がエージェントチームを動かして、15分で上限に届いた話を書いたんだ。今日は、そのあとみかが使い方を変えて、Proのまま続けられてる話だよ。
同じProでも、上限への届き方がちがった

塾長のやり方は、複数の役割を持たせたエージェントをチームで同時に動かす形だった。私のは、エージェントが1体動いている間は、別のことでClaudeを使わない形。それで、仕事が止まるほどにはなってない。

エージェントっていうのは、役割を決めて仕事を任せるAIのこと。社員を1人雇って任せるイメージだね。エージェントチームは、社員を何人も同時に動かすイメージ。

じゃあ、上限ってそもそも何の量なの?

上限っていうのは、お財布の中の「使える量」みたいなもの。Claudeは、会話の長さと複雑さ、選んだモデル、使った機能に応じて、その量が減っていく仕組みなんだ(固定のメッセージ数はない)。正式には「使用量の上限(usage limit)」って呼ぶよ。Proには、5時間ごとにリセットされる上限と、週ごとの上限がある。チームで同時に動かすと、一度にたくさん減るから、すぐ上限に近づくんだ。

▲Claudeの設定にある「使用量」画面。5時間ごとのセッションと、週ごとの上限が表示されます。

元記事で「Proだと本格的なエージェントの自動化は厳しい」って書いたけど、私の使い方では、複数を同時に動かすのが厳しい、ってことだったんだよね。1体ずつなら、今のところ続けられてる。
私がやっている使い方
- エージェントが1体動いている間は、別の作業でClaudeを使わない
- なるべく一気に頼まない。いろいろ盛り込むとAIはミスしやすいというのが私の感覚(上限のためだけでなく、精度のためでもある)
Opusはすぐ上限に届く。作業に使うのをやめた

使っていて気づいたんだけど、Opusみたいな上位のモデルは、上限に届くのが早かった。Fableも、Proのプラン内で試せる期間があって、その時に使ったの。その時は、Proの上限に数時間で届いた。今は、FableはProのプランには含まれず、追加で払う別料金(使用クレジット)で使う形になってるよ。

ここでいったん区切っておくね。5時間ごと・週ごとの上限は、プランに付いてくるお財布の中身。使用クレジットは、そのお財布とは別に、追加でチャージして使う分で、同じ財布の話じゃないんだ。次はモデルの話。Claudeには「モデル」って種類があって、公式の料金ページでも、使える量は選ぶモデルによって変わるって書いてあるよ。みかが感じている「上位のモデルほど早く減る」は、公式に書かれている話じゃなくて、みかの実感だよ。たとえるなら、専門のコンサルタントを呼ぶか、いつものスタッフにお願いするか、の違い。OpusやFableがコンサルタントで、Sonnetがいつものスタッフのイメージ。減る速さが何倍かは公式には書かれていないから、数字は書かないでおくね。

最初は「せっかくだから一番いいやつで全部やろう」って、作業にも使ってた。そしたら、すぐに上限が見えてきて。それで考え方を変えたの。
今のルール
- ここぞという判断の時は、上位モデル(OpusやFable)に任せる。「ここぞ」=リスクが高い案件、ややこしくて巻き戻しに時間がかかりそうな案件
- 一番危ないところのチェックには、Fableのような最上位を使いたい(上限が早いので、まさにここだけに)
- 「ここぞ」の具体例:サイトを作る時の構成案、WordPressの移管のような大変な作業、作ったサイトの問題点のチェック。どれも、お客さんやサービスに迷惑がかからないようにしたい場面。塾長は、アプリのリスクの穴をFableにチェックさせていた
- 本音を言うと、チェックは上位モデルでやりたい。ただ、お財布事情があるので、全部は無理。だから「ここぞ」だけに絞っている
- 決まったことを実行する作業(Claude Codeに走ってもらう部分)や、記事の下書き、HTMLの整形のような作業は、Sonnetに任せる
- 一律に同じモデルを使うことはしない

判断だけに上位モデルを使うようにしてから、しょっちゅう上限に当たることは少なくなった。
私の線引き:「打ち合わせ」と「実行」で分ける

使い方は人それぞれだと思うけど、私は、Claudeのチャットで打ち合わせをして、決めたことをClaude Codeに実行してもらう、という分け方をしてるの。打ち合わせの時は、場合によってモデルのランクを上げる。でもClaude Codeは、決まったことを走らせるだけなので、上位モデルは使ってない。Sonnetだよ。

つまり、考える場面には頭のいいモデル、決まったことをこなす場面にはいつものモデル、って分けてるんだね。建築でいうと、設計図を描く人と、図面どおりに作る人の違いだよ。

モデルの切り替えは、Claudeのチャット画面の下にある選択で、自分の手で変えています。AIに頼んで自動で変えてもらう形ではありません。「ここぞ」の場面になったら選び直す、という運用です。
ここはうまくいかなかった
- 上位モデルを作業にも使うと、上限が早く来た(私は実際にそうなった)
- 「ここぞ」の基準が決まっていないと、つい上位モデルを使ってしまう。私の基準は「リスクが高い案件」と「巻き戻しに時間がかかりそうな案件」
- エージェントを複数同時に動かす使い方は、私の使い方ではProだと厳しいと感じる(塾長の実感も同じ)。効率を最優先にするなら、課金して上限を上げるのは正しい選択だと思う
- Maxにも上限はある(無制限ではない)。Maxは月額固定でProの5倍または20倍の枠から選べるプラン、APIは使った分だけ払うトークン従量課金で月額の固定費がない、という違いがある
それでもMaxにしなかった理由

今のところMaxは考えてない。そのかわり、デザイン案や、作ったものの評価、2つ目の目でのチェックはChatGPT(チャッピー)に任せてる。ChatGPTのほうがデザインのアイデアと画像生成が強いと感じたから、足したの。

ChatGPTはClaudeとは別のサービスだから、Claudeの上限とは別に使える。1人に全部頼むと持ち時間が先に尽きるけど、分業にすれば、それぞれの持ち時間を使えるってことだね。

そう。役割を厳密に分けておかないと、何が誰の仕事かわからなくなるから、共通のルールはGoogleドライブに置いて、どのAIからも見に行けるようにしてるの。
まとめ:Proでどこまでできる?

私の今の答えは、こう。
・エージェントを1体ずつ動かす使い方なら、Proのまま続けられている
・上位モデルは判断だけ、作業はSonnet
・足りない役割は、MaxでなくChatGPTで補った
同時にたくさん動かしたいなら、Maxや従量課金(API)に課金するのは全然ありだと思う。私は1体ずつだから、今はProで足りてるってだけ。Proで自動化を試して、上限で止まったり、Maxにするか迷ったりしている人の、判断の材料になればうれしいな。

「どのプランが正解」じゃなくて、「自分の使い方に合う分け方を探す」のがコツだね。
エージェントを1体ずつ動かした流れは、こちらの実践記にまとめています。
→ 個人規模でClaude Codeのサブエージェントを使ってみた実践記
サブエージェントとエージェントチームの違いは、こちらで整理しています。
→ Claude Code サブエージェントの作り方を実践|GitHub管理・エージェントチームとの違いまで


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