AIの下書きをそのまま出さない。公開前に直す4つのこと

虫眼鏡で文章を確認しているくりまろ 実証実験ログ
くりまろ
くりまろ

みかさん、ブログの下書きって、AIが書いたものをそのまま公開してるの?

みか
みか

ううん、そのままは出してないよ。AIが書いた文章、そのまま出して大丈夫かな…って、不安になったことない? 私は公開前に、必ず4つのことを直してるんだ。直す場所と、AIへの頼み方を、実際に直した例つきで紹介するね。これを知っておくと、AIの文章を、自分の文章として迷わず出せるようになると思うよ。

週1回の下書きも、そのままでは出さない

みか
みか

週に1回、AIが自動でブログの下書きを作ってくれるの。ありがたいんだけど、受け取ったらまず読んで、おかしいところがないか見るようにしてる。

くりまろ
くりまろ

その自動下書きの仕組みは、Claude Codeで作るWordPress自動下書き投稿の仕組み――記事制作フローに組み込むまでに書いてあるよ。でも、自動で作ってくれるのに、なんで読み直すの?

みか
みか

最初は「AIでブログって簡単にできる」と思ってたの。でも、読む人は何かを持ち帰りたくて読むでしょ。読んで何かが得られる記事にしないといけないって、やってみて気づいたんだ。

くりまろ
くりまろ

そこで大事なのが、AIは本人が体験していないことでも、もっともらしく書いてしまうことがある、ってことなんだ。見ていないのに、見てきたように話す人みたいなものだね。ただ、AIは嘘をつくつもりはなくて、知らない部分を「それらしい言葉」で埋めてしまうんだ。こういう現象を、正式には「ハルシネーション」って呼ぶよ。

直すこと①:体験や根拠と合っているか確かめる

みか
みか

賃貸契約書の記事の下書きに、「何年も過ごしてしまうのは、ちょっと怖いなと思います」って書いてあったの。でも私の気持ちは、怖いというほどじゃなくて、漠然とした不安だった。だから「不安」に直したよ。

みか
みか

Googleマップの記事の下書きには、「表示順位を自分で上げる具体的なやり方が分かります」って書いてあったの。でも、順位が上がったという根拠は私にはなかった。だから「自分で直せる項目が分かります」に直したんだ。

くりまろ
くりまろ

言い切りは、読む人の期待になるからね。自分の体験と合っているか、根拠が示せるかを確かめて、示せないことは書かないのが大事だよ。

くりまろ
くりまろ

直す対象は、文章だけじゃないよ。AIの提案も、そのまま信じすぎないほうがいいんだ。WordPress移行、AIの「いけるよ」を信じて失敗した話もあわせて見てね。

直すこと②:わかりにくいところは、たとえで言い換えてもらう

みか
みか

読んでみて、専門用語が出てきてわかりにくいときは、「わかりやすく書いて」とか「中学生でもわかるように説明して」って頼むよ。

くりまろ
くりまろ

たとえば、GitHubの記事では、「コミット」は「作業のスナップショット」、「ブランチ」は「本番とは別の作業スペース」って言い換えたよね。MCPの記事では、AIとアプリをつなぐ仕組みを「USB-Cの共通の差し込み口」にたとえたよ。

みか
みか

どっちも、言い換えてもらってやっと意味がわかった。

くりまろ
くりまろ

ポイントは、たとえのあとに、正式な言葉も書いておくこと。そうすれば、読む人があとで自分で調べられるんだ。

くりまろ
くりまろ

実際に使う言葉は、こんな感じだよ。

わかりやすく書いてください。中学生でもわかるように説明してください。

うまくいかないときは、こう頼み直します。

もう少しかみ砕いて説明してください。

直すこと③:自分語りになっていないか、読む人の目線で確かめる

みか
みか

ブログでも収益を目指してるから、「私はこれをやりました」だけで終わってないか、確認するようにしてるよ。

みか
みか

賃貸契約書の記事は、もとは私が語るだけの解説だったの。それを、「契約の種類が分からない人が、AIへの渡し方と答えの受け止め方まで分かる」記事に作り直したよ。賃貸契約書の記事がそれだね。

くりまろ
くりまろ

見るポイントは、「この記事を読んだ人は、何を持ち帰れる?」って自分に聞いてみることだよ。答えられなければ、記事の軸から見直すといいね。

直すこと④:冒頭に、読むと何が得られるかを書く

みか
みか

最近は決まりとして、記事のいちばん最初に、「読むと何が得られるか」を書くようにしてるの。Googleマップの記事なら、冒頭に「この記事を読むと、Googleマップの情報で自分で直せる項目と、文章が苦手でもAIに手伝ってもらえる場面が分かります」って入れたんだ。Googleマップの記事だよ。

くりまろ
くりまろ

「〇〇を紹介します」だけだと、読む人は、読んだあとの自分の姿が想像できないんだ。読んだらどう変わるかまで書くと、続きを読んでもらいやすくなるよ。ここまでが4つの直し方で、次は、うまくいかなかったことと、それを繰り返さないための工夫を話すね。

うまくいかなかったこと

みか
みか

あらかじめ「わかりやすく」って指示していても、まだわかりにくくて、「もう少しかみ砕いて説明して」って頼み直すことがあったよ。

みか
みか

あと、くりまろの言葉づかいが、敬語になったり関西弁になったりすることもあったの。そのときは「いつも通りにして」って頼んで、直してもらったんだ。

みか
みか

もうひとつ、プロジェクトに決まりごとを書いてあるのに、たまに飛ばして出してくることもあったの。そのたびに「決まり事を思い出して」って頼んでたよ。

くりまろ
くりまろ

決まりごとは、AIにとっては「読む文章」で、プログラムのように必ず守られる仕組みじゃないんだ。だから、決まりが多かったり、会話が長くなったりすると、読み落としたり、優先順位を間違えたりすることがあるんだよ。

くりまろ
くりまろ

そういうときは、その場で直すだけじゃなくて、次も起きないようにしたいよね。

同じ直しを繰り返さないために、仕組みを変える

みか
みか

同じ手直しが何度も起きたら、その場で直すだけじゃなくて、プロジェクトやエージェントへの指示を見直すようにしてるよ。たとえば、くりまろの口調は、そのたびに「いつも通りにして」って頼んでいたんだけど、決まりには書いてなかったの。この記事を書いていて気づいたから、「ため口で、関西弁にしない」って、プロジェクトの決まりに書き足したよ。

プロジェクトの指示の設定画面。くりまろの口調の決まりを書き足したところ
くりまろ
くりまろ

プロジェクトは、Claudeに渡しておく「取扱説明書」みたいなものだよ。決まりごとは、そこに書いておくんだ。エージェントは、書いた人とは別の人が校正するのと同じで、役割を分けて作業を任せるAIのことだよ。詳しくは、AIの「一問一答」で止まっていませんか?Claudeの自動化を支える「プロジェクト」と「スキル」の話を見てね。

みか
みか

記事のタイトルを変えたら、その記事へのリンク名も直す、っていうのも、決まりとしてAIへの指示に書き足したよ。

みか
みか

決まりを書いても飛ばされることがあるから、公開前に、別の確認役にも見てもらってるよ。書いたAIとは別の目で見てもらうと、見落としに気づきやすいんだ。

くりまろ
くりまろ

確認専門のエージェントを、このブログでは「fact-checker」って呼んでるよ。決まりを書く、飛ばされたら思い出してもらう、別の目で確認する。この3つがそろうと、飛ばされても気づけるね。

みか
みか

こうして仕組みを変えるのに時間をかけたら、下書きを直す時間は、慣れる前より、かからなくなったかな。

くりまろ
くりまろ

同じ直しが2回出たら、それは仕組みで防げるサインだよ。まずは、直した内容をメモしておくところから始めるといいよ。

まとめ

AIの下書きを4つ確認して公開する流れと、同じ直しが2回出たら決まりに書き足す仕組みの図
くりまろ
くりまろ

今日の4つを、もう一度整理するね。①体験や根拠と合っているか ②わかりにくいところはたとえで ③読む人の目線で ④冒頭に得られることを書く。

みか
みか

AIで文章を書いている個人事業主の人や、AIの文章をそのまま出すのが不安な人の、参考になったらうれしいな。

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